通常燃焼時 空気量が少ない場合は 黒い煙が出ます。このままで使用され続けますとさらに、 煙の色が濃くなり熱交換器が詰まってしまいます。 ボゥ〜といった異音と共にモキモクと黒煙を吐き出します。普通は機器の方で燃焼異常を検知しエラー表示が出て運転停止となります。まれにエラーも出ず運転を継続している場合もありますが熱交換器にススがついていますので お湯の温度が上がりません いつもという訳にもいかないと思いますが 時々 ボイラー 給湯器 温水器を周りからでよいので(フタを開ける必要はありません)覗いて下さい。 排気口の辺りがススがついて黒くなっていたり 何らかの変化を察知していただけるのではないでしょうか 早期に発見 修理が必要です。  殆どが目立たない場所に設置されていますので手遅れ状態の場合がありますがたまには、お家の周りをぐるっと点検をお願いします。

ボイラー 温水器 給湯器が燃えるとものすごい臭いがする場合があります。煙は出ない または薄く白っぽい煙の状態です。 こちらも燃焼不良ですが 燃料に対して空気量が多い状態です(ガスコンロで火口根元が浮いていて先の方に炎がある状態)完全に燃料が燃えていない状態で 未燃ガスが発生し排気されています。刺激が強く目が痛くなるほで 臭いもツンと強いです。 こちらは燃焼系統の部品の交換 燃料の送油系の配管の点検が必要です。

何度も何度も リセットしながら使用されるのは危険です。1〜2回程の試しでしたら許容されますがそれ以上は 修理での対応をお考え下さい。   こんな現場がありました。内部基板にリセットスイッチが有るタイプでリセットスイッチを押しっぱなしだと作動するとのことでテープで加工しスイッチ押しっぱなしの状態をわざと作られ無理に使用されたお客様がいましたが大変危険で火災一歩手前の状態となりました。 異常発生→警報を出し機器作動を止める→異常の原因を取り除き→リセットが正式な手順ですからこの流れを省くのはおやめになった方が得策と思います。 感震器の作動 燃料を切らしてしまった等のお客様で対応可能の場合もありますので ご相談下さい。

 長府製作所の給湯器 ボイラー 温水器の古い機種には センサー 安全装置の短絡コネクター(修理時に作動確認用としての付属品)が付いているものがあります。 コネクターを取り付けたら動いたとのことでそのまま使用される方がいましたがこちらも大変危険で機器が修理不可までに損傷、火災の危険があります。使用したいとのお気持ちはわかりますが 素人考えの処置は、決して良いことはありません 使用を控えて修理の手配が必要です。

壁掛けの電気で熱湯を作るタイプの温水器 湯沸器ですが 通常の取り付け方法ではオーバーフロー配管よりの排水を シンクへ落とすように施工されています。連続して熱湯が配管より滴下排水されているのは 正常な状態ではありません 設定温度が高温の場合は90度以上の熱湯がシンクに流れるわけですから 火傷の危険もありますし シンクの排水配管(熱に弱い塩ビ管施工されている場合が多い)が熱湯により損傷して漏水事故発生となります。階下へ排水が流れ落ちるわけですから下の部屋に漏水し 高価な医療機器 貴重な資料などあった場合は 大変なことになります。 電気湯沸器は、ボールタップで給水の調整をしている場合がほとんど(機種によっては電磁弁)です。こちらの部品に問題発生しておりピタっと止水出来無い為 徐々に缶体内の水位が増えゆきオーバーフロー管より熱湯が漏れている状態です←修理が必要です。 また、電気温水器用混合水栓を使用されている場合 水栓熱湯側の逆止弁不良のため温水器本体へ水が逆流した場合も同様にオーバフロー配管より熱湯が排水されます。この場合は混合水栓の修理をしない限りオーバーフローは止まりません

また 永い間そのままにしていますと オーバーフロー配管そのものがスケール(水に含まれている カルシュウム マグネシュウム シリカ等の硬度分)で詰まってしまいます。こちらの場合は修理するまで即使用禁止となります。 排水できない→熱湯の逃げ場がなくなり機器本体の上部フタの隙間から熱湯が漏れるわけですから危険ですね もし、夜間 ビルなどで無人の状態でこうなった場合のリスクは大きいですね。狭い給湯室など水蒸気が多量に発生し お風呂場状態となり火災警報器が作動なんてことになります。

安全な電気温水器 湯沸器ですが オーバーフローにはご注意をお願いします。

シンクの下に取り付けてある電気温水器貯湯式のタイプは小型のボイラー給湯器と構造が同じです。高い水道圧を減圧弁で減圧しています→内圧が1kgf/cm2程となっています。 水は熱せられると膨張しますよね 約1kgf/cm2を超えた余分な圧力をそのままにするとドンドン密閉状態ですので缶体の圧力が高くなり 缶体が高い圧力に負けてしまいパンクしてしまいます。そこで逃し弁というものがあり余分な圧力を排出して缶体を守っています。逃し弁の排水はホッパーなど 配管の回路を密閉式でなく開放式のホッパーとした方が良いとおもいますが シンクの内の場合は狭い空間ということもありこういった密閉式の排水方法をとった部材もあります。

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排出時の湯気や湿気・また排水口からの臭気を防ぐ有効なものですが弱点がありました。  臭気を止めるということで逆止弁を透明の筒下部に取り付けてあります。これが経年劣化で固着して 排水が出来なくなることがあります。そうしますと温水器より排出されるべき圧力の逃げ道がなくなり本体の内圧が上昇し缶体が許容圧力を大きく超え缶体が破損し漏水発生となったり 写真にあります部材の透明のプラスチック部が割れて そこから漏水が発生し 前の項目で説明しました漏水事故が同様に起こってします。 点検時は逃し弁のテストピンを上げ実際に排水されているかの目視確認は定期的に必要です。現在は写真にあります密閉式のものから開放式の物に改善されています。排水管を直接設備の排水配管へ埋め込んでいる現場のありますが 間接的に接続できる開放式の部材を使用されたほうが良いと思います。 

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減圧弁 逃し弁不良による漏水の確認が目視できますし 清水と汚水が配管の回路的に接続されてしまう クロスコネクションを防げますから。。。 又、逃し弁よりヒーターが通電中ポタポタと滴下が有るのは異常ではありませんいつまで経っても滴下が止まらないのは減圧弁または逃し弁の不良が考えられます。この場合どちらか一方はなくセットでの交換になります。混合水栓をご使用の場合は水栓金具からの逆流も考慮に入れて点検確認をします。

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