20年近く経過した。給湯器お湯側の配管の劣化状況の記録です。コンクリーに埋設下部の部分がこのような状況で腐食していました。復旧させる為にコンクリートを削って隠蔽配管部の配管引き直しとなりました。コンクリートより上に出ていた部分は酷くは劣化していませんでしたが地中の埋設分は年数が経つとこの様な状況となっていました。 今回は更新工事で有った為配管取り外し中少しの力を加えただけで ポロリと折れてしまいました。この場合、給湯器更新工事代金に補修工事の費用が追加で発生してしまいます。

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交換前

屋内設置用の追い焚きボイラー(風呂釜)が屋外設置されていました。タイマーは屋内用のものが浴室内に取り付けてありました。今回は屋外用のボイラーへ交換 リモコン交換となります。


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ブロックで置き台

既存のものより大きくなりますので ベースの修正作業です。既存の設置は、土の上にブロックを置いただけでしたのでのでコンクリートで水平出し固定を行いました。


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レベル調整

追い焚きボイラー更新の場合は 本体の入と出の配管が固定され又既存の浴槽の穴を利用するわけですから 高さ調整等注意が必要で勾配も考慮に入れて位置決めします。


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設置終了

設置終了です。実際に浴槽へ水を入れ試運転後に寒冷地の為気休め程度ですが入と出の配管へ保温材を巻きつけました。


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タイマー交換

浴室用のタイマーを取り付けました。 付属品として入っているタイマーは防水では無いため浴室内へ取り付けできませんので今回変更させて頂きました。

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缶体漏水の為更新工事

缶体割れで修理断念 内部へ多量に水がかかり部品の供給がなくなり修理断念 更新工事となりますた。


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配管補強サポート取り付け

横引き配管がサポート無して 出湯配管が長かった為途中にサポートを取り付けて配管を補強しました。


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更新工事完了

通水後配管よりの漏れを確認し保温材を取り付け(山中湖で寒冷地の為通常より太めの保温材+ヒーターを使用しています。)こちらの前吹き出しタイプには転倒防止用のサポート金具を取り付け地震対策を必ずします。(付属のものでは寸法が合いませんでしたので 鉄の板を加工して取り付けました。)


寒冷地では 凍結予防対策が必要です。最近では電熱ヒーターを取り付けるのが普通ですが 別荘などでは配管内の水抜きが出来るよう不凍栓を取り付けていますが機器内の水までの排水が困難です管理会社に頼んで冬季使用しない期間の準備をされることが必要です。零下15度以下になる寒冷地ではでは考えられないような現象が起きます。普通にお住まいになっている場合は配管へのヒーター設置で防げます。 ただし全ての配管に対して設置する訳ではありませんので場所によっては凍結してしまう場合もあります。その場合は給湯器のリモコンスイッチを切りその配管の系統の蛇口を少し開き通水して防ぎます。水が動いていれば給湯器等の機器 配管を凍結させることは有りません (水道は時間帯により圧力が変化しますので通水量には注意が必要です。少なすぎると通水が止まってしまうことがあります。) 零下5度以下になる予報が出た場合は 凍結事故が増えますので注意が必要です。

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  11kwのモーターが漏電しました。3日程前 大きな音がして 漏電ブレーカーが落ちた。電源を投入しなおしたら動いたが 異音がするとのことで出動したの現場です。

当日は漏電の確認は出来ませんでしたが モーター内部を覗いたらなにやら金属片がモーター内に落ちているのが確認出来ました。モーター修理の見積もりを提出した矢先 他の現場で作業をしていると 携帯に着信ありご担当者様より またブレーカーが作動したが今回は復旧でいないと焦られています。 出動日は6月中旬 人気のある施設で スクールや会員数も多く。。嫌な予感。。 現場を抜け出して伺うと モーターコイル三相の内一相が完全に絶縁低下していました。これでは、運転不可能で非常にまずいこととなり プールはろ過されなくなる訳ですから 数日後25mプールは使用停止での営業となってしまいました。 実は震災の影響と思われますがモーター入手に2週間かかってしまいました。日立のポンプでしたので 日立モーターを手配納期2週間 他のメーカー 東芝 三菱でも手配をかけましたが更に納期がかかるとのことで しっかり2週間も待つことになってしまいました。

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        機械室の中はボーラーも有り6月でしたが。。。結構汗かきます。

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新品のモーターをユニックを使ってB1Fへ搬入です。

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カップリングを組み込みます。

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機械室へ新モーター搬入

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芯出し調整と運転作動確認をして完了です。

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交換したモーターの下に金属片が落ちています。

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不良となったモーターを分解してみますとベアリングが飛び散っていますね 初動で伺ったときには金属片を確認しています。その日に漏電プレーカーが作動したとの説明を受けていますからその時点でコイルを傷をつけていたのではないかと推測されます。 但し初動で伺った時の点検では、線間抵抗値異常なし メガーテスターに絶縁低下の反応はでていませんでしたが。。。お話を伺うと音が前々から出ていて 定期設備点検時、音について様子見となっていたようです。もう少し早く手当していれば大事にならなかったと思われる現場でした。

日常から 振動 音 運転状況 に聞き耳を立てるというか機械設備も五感で感じとることが大切と思います。 一番変化が分かっているのは、ご使用者様 管理者様で有って欲しいと考えます。

狭いスペースに入り込んだラインポンンプのメカニカルシールより漏水

の為オーバーホール実施をしまた。

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 全体を外さず モーター部のみ外しての作業です。

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 モーターを手回ししてみて 抵抗がないことを確認 し

(モーター上部にマイナスドライバーが入る切り込みが

あります。)起動させて 運転電流が 定格値内であればOKです。

定格より運転電流が高い場合ポンプ2次側にバルブがある場合は

流量を絞り電流値を下げることが出来ますが 殆どの現場で流量調整に適したバルブを使用

していませんね。。。殆どの場合定格以上に上がることはありませんが ポンプの口径より 配管を太くして施工されている場合、流量が増える=ポンプの仕事量が増える。。で電流が上昇します。

作業終了後の電流値測定は大事です。いいとこ一割増しが限界かと。。。ポンプの寿命に影響します。 押し込み圧力(ポンプにも耐圧があります)にも限界がありますのでポンプ仕様書の確認が必要です。この小さなラインポンプはメカニカルシールタイプで 仕様では1kgf/cm2までの耐圧です。現場では仕様より高い圧力で使われている場合が多いと感じます。

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今まで酸素云々なる浄水器から逆浸透膜浄水器への更新工事です。

アクア・カルテックACRT-550MPS ミズピュアセレクトのセットを取り付けました。

専用蛇口等すべてがセットされています。減圧弁が必要な場合は部品代が追加となります。

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給水圧力の測定をします。こちらのお宅は水圧が4kgを超えていましたので3.5kgへ減圧弁で調整いたしました。

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こちらの現場では シンク内に給水専用の専用水栓がありましたのでこれを使用しました。 通常は混合水栓より分岐して取り出します。排水口へドレンチューブを挿入し固定します。

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塩ビ配管の場合はこちらの継手を使用します。ドリルで下穴をあけ締め付けで固定ドレンチューブを取り付けます。

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付属品のフォーセット(専用蛇口)を取り付け

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電源がシンク内に有りませんでしたので 近くのコンセントより引き回し設置完了です。逆浸透膜浄水器は 普通の浄水器と違いスペースを必要とします。タンクもあるわけです。本当に全く安全な純水を作り出すには必要不可欠と割りきって頂きあまり使用されない鍋や調味料をちょっと他の場所への移動をお願いします。必ず設置できるスペースを作ることが可能であると思います。良くある浄水器とは機能的に全くの別物です。浄水器ではなく浄水装置がお家へやって来たということですね。世の中にはいろいろな浄水器があり また 安心をもとめられてご使用されていると思いますが本当の意味での安全な水を求められるなら逆浸透膜浄水器しか無いと思っています。逆浸透膜方式の浄水器でしたら値段の高い安いに関係なく基本性能は皆同じです。販売メーカーの値段は色々ですが あまり余計なものがついていなく 誇大広告をせず販売実績(営業年数)があるメーカーが良いと思います。 eBayなどでも安く個人輸入ができるようですね ←取り付けだけでも受けて良いかなと思っています。

追記2011 9/02 こちらのお客様は 弟様のご自宅へ2~3週間前にアクア・カルテックの同タイプ製品を設置されそれを見て、ご自宅でも使用したいと思われたそうです。ペットボトルの水を廊下まで山積みに在庫されていました。水道水から逆浸透膜浄水器で本物のピュアウォーターが作れる訳ですから重たい水を車でわざわざ買ってくる労力から開放される訳です。省エネが叫ばれている昨今ですが ペットボトルはどこでどうやって作るのでしょう? どうやって運ばれて来るのでしょう?作物にしても 牛肉にしてもいくらの水が消費され生産されるのでしょうか?水は資源ですよね 日本にしても 海外から水を持ってくるにしてもそういった利益は正当に地域へ還元されているのでしょうか 大手企業が水ビジネスに参入していますが 水はタダということで、地方自治体へ少人数の地元雇用を創出するという御旗を掲げ水資源を泥棒しているんじゃないかと思うこのごろです。山梨県ではミネラルウォーター税(水生産量は日本一)なる課税を検討していましたが どうなっちゃんたんでしょう?ガソリンより高い水などおかしいと思ませんか? 一体水資源は誰のものなんでしょう?宅配ウォーターサーバーなども同罪と考えます。水そのものを作り出せることはできませんが 安全な水は自分で作り出せる。そんな考えで2011年 7月より逆浸透膜浄水器の取り扱いをはじめました。

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保守点検作業 タンク内清掃 洗剤は使用しません界面活性剤が残るとバクテリアを繁殖させます。あくまでも残留塩素が含まれた水道水を使用して殺菌します。タンク内に水道水をい入れスピゴットより排水し給水経路の殺菌を行います。流した後は綺麗なペーパーで拭き取ります。

フィルターカートリッジの交換をます。TDSメーター(蒸発残留物濃度)で数値を確認します。原水の数値を確認し 浄水された水の数値除去率95%を目標とします。原水が100ppmだとしたら浄水された水が5ppmであれば95%をクリアーしていることとなります。カTDSメーターは安価ですので購入されてご自身で数値管理をされてもよいのではなかと思います。

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TDSメーター
浄水器の除去性能を確認し逆浸透膜フィルターの交換時期を判断する為の計器です。セルフメンテナンスを行うお客様には必須アイテムと言えます。TDS(Total Dissolved Solids:総溶解固形物)メーターは純度の高い水は電気を通しにくく、不純物を多く含む水は電気を通しやすい事から2本の電極によって水中に溶存する不純物の濃度(ppm)を測定する計器です。一般的に電気伝導度の測定単位はμS(マイクロシーメンス)が用いられますが本器はこの伝導度を判りやすいように濃度(ppm)に換算して表示します。 (TDSメーターが測定出来る物質は主に無機イオンです。農薬や洗剤、環境ホルモン等は殆どの種類が電気を通しませんので測定出来ません。また本器は不純物濃度の合計値を表示するもので単一イオンのみを分離して測定することはできません。)←このことは井戸水などの原水のTDSの値が低くても 電気を通さない農薬や洗剤 環境ホルモンは数値として出ないわけですから汚染されている可能性もあり得るということです。

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一般のご家庭で永年ご使用されていましたが

修理も出来なくなったということで 今回更新工事となりました。 家庭用としてはハイスペック仕様であったと思います。本体内部のろ材は20kg以上 ありました。ろ材の量は多ければ多いほどろ過能力に 余裕があります。それにしてもガッチリ仕様で 搬出が大変でした。

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制御部分は本体と別に取り付けです。オゾン殺菌と生物濾過 フイルター使用で機能としては目新しいところはありませんが家庭用としてはろ材の量 フィルターの大きさ ポンプの能力等余裕があり安心して使えるものです。 メンテナンスはご主人様がされます。14~5年ご自分でされていますので、きっと永くご使用を楽しまれることと思います。 24時間風呂はメンテナンスさえしっかり行って頂ければ施主の方がお手入れされても問題はありませんし 実際に多くの方が実施されています。ただし いつもと違う臭いや湯水の色 機械本体からの音等に変化が感じられたときには 修理の依頼を速やかにされることが必要と考えます。年に1度でもよいので簡易機能点検をご依頼いただき安全性の確保をお薦めします。(電気機器で ヒーターは温槽の水に直接浸かっている状態です 高感度の漏電ブレーカーを使用していますが作動が どのような機器もそうなのですが絶対ということはありません 電気的な定期点検はプロにお任せ下さい。     殺菌方法は各社特徴があります。外置きタイプのもの方が高額になりますが修理しながら永く使用されているお客様が多いと思います。 外置きでは ライフサポート サイエンス ジャノメ ヤジマ が代表的なメーカーになります。

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こちらのヤジマK2400BS1の殺菌方式はオゾン方式で浴槽水とオゾンとを攪拌することで殺菌 しています。購入後15年は経過しているものですが故障部品をその都度 修理交換することで現在も現役で使用されています。

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今回は浄化の要のオゾン発生器故障した為 浴槽内にオゾンが噴出されず殺菌されなくなった為浴用水に臭いが出ました。 こちらの脇に付いている部品です。メーカーより同等品の部品供給が 昨年よりなくなりました。

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現行部品のオゾン発生器と市販のエアーポンプを組み合わせ

ボックスに入れて外付けに取り付け方法を変更します。

本体内の故障部品のオゾン発生器は取り外しました。

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新しいオゾン発生器とエアーポンプ(熱帯魚のポンプのチョット高価なやつです)こちらのエアーポンプは吐出量が絞れますので空気吐出量調整が出来ます。初めて使用しましたが優れ物と思います。浴槽側の吐出金具を自吸式の現行金具に交換すればいらないものですが予算の関係で既存の方式を維持しました。

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外付けボックスで大袈裟になってしまいましたが これで今まで同様に綺麗にろ過されます。 こちらのオゾン発生器は オゾン量のHi Lowの切り替えができますが強ければよいというものでありません浴槽内は狭い空間ですから中には臭いで(空気に含まれる窒素とオゾンが反応すると出る臭気 床屋さんの紫外線殺菌器の臭い)気分が悪くなる方もいますので注意が必要です。 こちらのタイプはオゾンを浴槽内に噴出させる方式ですが メーカーによってはオゾン処理を機器内で完結し浴槽内にはオゾンを噴出させない24時間風呂もあります。

今回のヤジマの機械は寿命が永いです。オールステンレス製でとてもしっかりした作り 設計が殆ど変更無しに現在まで販売されています。 今回は同様の部品が製造中止で手配できませんでしたが応用が効きますので修理部品交換で20年使用されているユーザー様が多くいらっしゃいます。 余談ですがアメリカでは水道水の殺菌にもオゾンが使われています 残留性がないので塩素臭くなくてよいのでしょう 日本の水道水は残留塩素濃度は強すぎるという水の専門家がいます。

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保守点検作業前

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フイルター交換前

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ろ材清掃前

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缶体清掃

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付属品清掃前

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ろ材清掃前

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交換フイルター

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ろ材清掃中

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各部品清掃後

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交換フイルター

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フイルターセット

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ろ材フイルターセット

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内部点検

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絶縁抵抗値測定

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運転電流値測定

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運転確認

こちらのお客様は 年2回の点検をさせて頂いております。家族6人農業をされていますので朝晩深夜と入られるということでフイルターの汚れも気になるところですが定期の点検で問題なく綺麗に濾過されています。 (作業時間1時間30分)サイエンス製 殺菌方法はオゾンでおこなっています。

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2階ベランダに設置されています。

ご覧の通り作業スペースが無しの修理や泣かせの現場です。これでは 原因究明を拒まれているようです。前フタを開けても内部が目視もできず。。とりあえず取り付けりゃ良いやの業者さんの現場です。


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ポンプが漏電していました。

漏電箇所はポンプでした。 またオゾン発生器は経年劣化でオゾンが出ていない状態でした。手前の黄色い部品がオゾン発生器 ポンプはこの角度からは見えていませんが配線をすべて外し確認しています。作業スペースさえ取ってあれば確認も楽だったのに。。。。。メーカーの工事説明書には必ず作業スペースを開けるようにとの指示があるのですが。まあ良くあることですがメンテナンスのことを考えていない業者の多いことです。 結局手間がかかった分はオーナー様の負担になるわけです。


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本体を脱着

結局広い場所に運び出しての作業となりました。


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漏電ポンプ

サビつきも有りすんなりポンプを外すことは出来なさそうです。


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ポンプ取り外し作業途中

先ずポンプモーター部を取り外しケーシングの取り外しに入りますが接続のユニオン部をパイプレンチで攻めましたが。。次にバーナーでユニオン部を熱しましたが。。あまり無理な力は加えることが出来ません灰色の両サイドのタンクを変形させてしまう可能性があるからです。他の部分を損傷させないよう遠回りをしても安全策を取ります。この現場ではケーシングのユニオン部をグラインダーで切断して取り外しました。


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ポンプ取り外し完了

どうにかポンプの取り外しが完了しました。他の配管の緩みを確認します。


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ポンプ交換後

循環用のラインポンプには入と出がありますので 注意が必要です。こちらは電源が三相200Vですので逆回転しないよう結線に注意して接続します。モーターを手回し(上部にマイナスドライバー入る切り込みあり)抵抗がないことを確認します。


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今回ポンプの漏電原因

9月3~5日の台風でベランダの排水口が強風で吹き飛ばされた木の枝葉っぱにより閉塞されてベランダ内の水位が上昇して24時間風呂のポンプ位置まで達したことが主原因と思われます。


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葉っぱをどけると排水口が出てきました。

ぽっかり丸い穴の開いただけの排水口 こんな排水口はいただけません 大きな葉っぱ一枚でも十分に閉塞されてしまいます。台風シーズンは注意してベランダの排水口の点検をお忘れなくベランダの立ち上がりが高い場合は室内側へ浸水となる場合もあります。屋根のヒサシの関係もありますがトヨの点検も必要でゴミなどは取り流れを確保したいものです。


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旧オゾン発生器

オゾン発生器が経年劣化の為オゾンが出ていない状態でした。こちらはエアーポンプ付きのタイプですがこちらの現場では吐出金具が新タイプに交換されていたためエアーを自吸しますのでエアーポンプは必要ありませんのでポンプレスの物を取り付けます。 オゾンの機器内部の配管は各メーカーともシリコンチューブを使用されていますがホースも劣化します。チューブが割れてしまった場合は、機器内部にオゾンが充満します。そのままの状態で使用していますと強酸化し内部を腐食させます(レモンの汁がケーブルから部品に噴霧されたような状態です。)絶縁も低下します。絶縁を回復させることはなかなか大変でちょっと拭くだけだは難しく、しっかりとした洗浄処理が必要となります。部品内部まで汚染された場合は絶縁が回復せず部品交換となります。定期的な点検で消耗劣化部品の交換は必要です。


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新しいオゾン発生器の取り付け

ポンプレスのオゾン発生器の取り付けです。今回は浴槽からの逆流防止でシリコンチューブ途中に逆止弁 またオゾン量調整のバルブを新たに取り付けています。


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逆止弁とオゾン量調整バルブ

こちらの現場は宿泊設備で有ったため お客様がいたずらで吐出部を指などで塞ぐ行為が考えられましたので逆止弁を追加しました。吐出を塞ぐことによるオゾン発生器側へお湯の逆流防止です。メーカーによっては このような部品を使用せずとも逆流しない構造の吐出金具もあるようです。こちらのメーカーでは逆止弁は標準的に付けるものではないようです 私の取り越し苦労かもしれませんが折角交換させていただいた部品ですので永く持たせたいとの気持ちで追加しています。


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